徒然なるままに、3日目

  

  

私は予定を決めるのが苦手だ。

「いつにしよっか?」「何時にしますか?」に答えがすぐに出せない。

  

  

日常の中、4桁の数字を見ると思い出す人がいる。その人と私の誕生日を並べた4桁の数字。その数字を見つけては喜んでた私がいたな。。

  

その人は私によく言ってくれてた。「〇〇ちゃん(←私)はどうしたいの?」

始めは何も答えられなかった私だったけど、そのうち芽吹いてきたんだ、『私、どうしたいんだろう?』って。そしてそんな“自分で選ぶ”っていう選択肢があることに、気付いたんだな。

思えば、そこから離婚も選択肢としてはっきりと意識が出てきたんだ。

  

もう会うこともないけど。

その人と出会わなければ‥。

いや、人生に、私にとって必要なら、それは何度でも、どんな形となってか現れてくるか‥。

  

とは言え、分岐点だったなぁと思うんだな。

その人がくれた『あなたはどう生きたいの?』という視点、意識。それでも私はまだ、“決める”というのが苦手だけど。

でもあの頃から、私が決めなければ、自分が選ばなければ進まないんだって気づいてる。

それを育てていくんだ、自分のために。

私の『どうしたい?』を叶えていくために。

  

ただもう、その4桁の数字に目がいくのは、もういいな‥。

  

  

投稿者プロフィール

心理カウンセラー 斎藤朝海
心理カウンセラーで作家の根本裕幸さんのお弟子です。
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