私にとって、お金は恐ろしく、とてつもなく大きく、
対する私はあまりにもちっぽけで非力で、
こんな私がお金を扱えるわけがない!
そう思っていた。
ちっぽけな私は、非力で小さい小さい子供のよう。
そんな自分を感じていたら、ふと父親を思い出した。
よく、《自分とお金の関係》と《自分と親の関係》は似てるとか繋がってるとか聞くけれど、
お金を思う時の重々しさや息苦しさ、私ではどうにも出来ない扱いづらさのようなものは、私の中で父親への感覚に通じるものがあると思った。
昔、実家で暮らしている間、私は父から寄生虫だの金食い虫だの、どれだけお金がかかってると思ってるんだ!誰のおかげで生活できてるんだ!などと言われてた。
一方で、小さい頃は、朝海は無駄遣いをしないで偉いねだの、いろいろ欲しがらないでいい子だねというメッセージを受け取ってきた。
私の中にあったお金に対する記憶があまりにも悲惨だったなと。
そして、私のお金に対するイメージはいつも暗くて重かったなと。
お金のセミナーを受けた時にしたワークで、【お金は〇〇だ】の〇〇に当てはまるのは何?というのがあった。
今でも私にとって新鮮だった、そして印象的だったのが、ある人が答えた【お金は私を幸せにしてくれる王子様】というのがあった。
その方は、あのお金が!王子様だと言うのだ!
それはもう、私は声が出そうになるほどびっくりした。
そして、そんな世界が在るのかと、何とも言えない幸せな気分にもなった。
当の私は、確か“苦労して手に入れるもの”とか“大変なもの”のような重苦しい答えを書いていた記憶がある。
そして、そんなイメージ通りのお金との付き合い方をしてきたように思った。
(今の私ならなんて答えるだろう?どんな答えが出てくるだろう?)
続く
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心理カウンセラーで作家の根本裕幸さんのお弟子です。
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