4/4あたりのメモ

顔を上げると不安になる、この先どこへ辿り着くのかと。一体こうして生きていく先が何になるのかと。

だから下を向いて集中する。自分の心地よさに集中する。自分の感覚の落ち着くところに、納得し、安心できるところを探しながら。きっとそれが今、私のいるべき場所、感覚。

  

  

ここだけの話(息子に怒られそうだから)、息子が家を出た日から、私は息子の部屋で寝ているのだけど。

今朝起きて目に入ってきた、息子が大事にしていた物を見た時に、なんだかふと“あぁ、息子はいるんだなぁ”って思えて。

そう、息子は“いる”んだよね。

『息子さんが“離れた”のを、息子さんが“いない”って(感覚が)なってるんですね?』

そんな風に言われて、何となく大切なポイントな気がしてたけど。

このことかなぁ、息子は離れてるけど『いる』よね、って。自分の心の中に、何か少しは手応えのある感覚を感じられた気がした。

  

離れてるんだけどね、

離れてるんだけど。

やっぱり家にはいないし、気配も音も温度もないし、

家のあちこちで、スーパーの買い物中に、まだまだ寂しさが襲って来て辛い気持ちになるけど。

やっぱりいるんだよね。

離れてるけど、いる。

離れてるけど、息子はちゃんといるんだよね。

言葉で言うと当たり前なんだけど、

少しずつ、そう感じられてきてるかも。

ありがとう、時間。

ありがとう、私。

ありがとう、大好きな息子。

  

  

いい天気。

この同じ空の下、息子は今頃大学に通い出しているのであろうかそんなこと思った時、

ふともしかして息子が今そこにそうしているのは、私がただ今ここにいるから安心しているのかな、安心してくれていて、それでそこにいられるのかな

傲慢な気もしつつ、なんだかふと、そんなことを思った。

息子がただそこに、どこかにいてくれることが幸せ。

そして私もこうしていることが、息子にとって(誰かにとって)安心を与えているのだとしたら、与えられているのだとしたら、私はなんて幸せなんだろう。そんなこと思った。天気の良い午後。。

  

1460日計画の4日目辺りの心模様。

朝顔の観察日記のように、私という花が少しずつ育ちますように。

投稿者プロフィール

心理カウンセラー 斎藤朝海
心理カウンセラーで作家の根本裕幸さんのお弟子です。
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